(冬真side)
あれは、俺がまだ7歳の頃。
大好きなお父さんとお母さんと俺の3人家族だった、あの幸せな時代。
冬「〜〜♪」
冬(母)「冬真は本当に歌が上手ね〜。」
冬(父)「本当だな。お母さんに似たんだな。」
冬「えへへ〜♡」
俺は幼い頃から歌を歌うことが大好きだった。
それはお母さんの影響で。
お母さんはいつも俺に素敵な歌を聴かせてくれた。
それが嬉しくて俺もお母さんの真似をして歌った。
そしたら遺伝なんだろうか。俺には歌の才能があったらしく。
両親の前で歌うと2人とも凄く喜んでくれて。
俺はそれが嬉しくて毎日のように歌った。
けど、そんなある日の夕方。
俺が学校から帰ってくると、お母さんは出掛ける準備をしていた。

