仁「で、実紅さん感想は?」
実「う、うんっ!」
あたしはチラッと冬真の方を見た。
あー、もういつもの無表情に戻っちゃってる。
さっきのあの心がドキドキするような、甘い顔の冬真じゃない。
実「めっっっちゃ感動した!!!」
冬「え.....?」
実「あたし誰かの歌でここまで感動したの初めて。あんな楽しそうにコロコロと表情が変わる冬真を見るのも初めてで新鮮だったし。」
冬「うん。」
実「あまりにも冬真の横顔が綺麗すぎて、途中意味わからないくらいに泣いちゃったし。」
冬「......っ。うん。」
実「本当に素敵で終わったのにも気付かないくらい集中しちゃって。ずっと聴いていたい歌声だった。」
あたしは素直に思ったことをそのまま話した。

