(舜side)
俺たちは放課後みんなでショピングモールに来ていた。
本当は行く気なんてなかったけど、実紅ちゃんの一言に負けた。
それで最初はカフェに入ろうとしたんだけど。
泥棒と言う声が聞こえてきて、実紅ちゃんは俺に荷物を預けて追いかけていってしまった。
空「ねぇ!!ちょっと僕達も行こうよ!!!?」
奏「流石に1人は危ないって!!!」
仁「行こう!!!」
理「......ったくあいつ無茶しやがって。」
冬「......女の子なのに。」
そうだよ、実紅ちゃんは女の子なんだから。
1人で立ち向かうのはおかしいでしょ。
舜「急ぎましょう!!!」
そして俺たちは実紅ちゃんが走っていった後を追った。
......だけど。
空「ねぇ、みーちゃん足速すぎなんだけど!!!?」
奏「だって実紅ねぇだもん。」
......そう、実紅ちゃんのあまりの足の速さに俺たちは驚いていた。
本当に女の子が出せるスピードか?ってくらい。

