碧「俺本当に彼女とか作る気ないから。」
実「え?」
碧「実紅さえいれば何もいらないし。俺には実紅だけで十分だから。」
......碧にぃ。本当にこれでいいのかな。
あたしが碧にぃのこと縛ってるようにならない?
実「あ、碧にぃ。」
碧「ん?」
実「も、もしだよ?本当に碧にぃにとって心から好きになった人が出来たら、その時はあたしに遠慮なんかしないでね?」
碧「まぁ、出来たらの話な。」
実「う、うん。」
そうだよ、出来るまであたしは碧にぃに甘えてたらいいもん。
でも本当にいつか碧にぃに好きな人が出来たら、わがまま言わないでちゃんと祝福しよう。
それが妹の仕事だもん。
碧「ほら、実紅行くぞー!」
実「あ、待ってよー!」
あのあたしの大好きな笑顔も、低い声も、大きな手も背中も、今だけは妹のあたしだけの特権だもん。

