可愛い可愛いお姫様!男子校に行きます!②



碧「俺本当に彼女とか作る気ないから。」


実「え?」


碧「実紅さえいれば何もいらないし。俺には実紅だけで十分だから。」


......碧にぃ。本当にこれでいいのかな。


あたしが碧にぃのこと縛ってるようにならない?


実「あ、碧にぃ。」


碧「ん?」


実「も、もしだよ?本当に碧にぃにとって心から好きになった人が出来たら、その時はあたしに遠慮なんかしないでね?」


碧「まぁ、出来たらの話な。」


実「う、うん。」


そうだよ、出来るまであたしは碧にぃに甘えてたらいいもん。


でも本当にいつか碧にぃに好きな人が出来たら、わがまま言わないでちゃんと祝福しよう。


それが妹の仕事だもん。


碧「ほら、実紅行くぞー!」


実「あ、待ってよー!」




あのあたしの大好きな笑顔も、低い声も、大きな手も背中も、今だけは妹のあたしだけの特権だもん。