実「........舜くん?」
舜「好きだよ。」
実「え......?」
舜「実紅ちゃんのこと抱き締めるの、俺好きなの。」
実「あっ.......。」
さっきよりもキツく抱き締めた。
だってさ、今言ったことだって本当の事だし。
俺のこの想い早く伝わって欲しいけど、もう少しだけ。
あと少しだけ片想いでもいいかなって。
舜「ねぇ、これからも抱き締めていい?」
実「へっ?」
こんな実紅ちゃんが困るような質問するとか、俺も多少はSなんだろう。
でも意地悪したくなるくらい好きなんだ。
舜「だめ?」
実「........だ、、」
舜「だ?」
実「........っ、だ、だめ......じゃない......よ。」
........ほらね?
実紅ちゃんは絶対に断れないんだ。
そんなところも可愛いよね。
舜「ありがとう。」
実「.......うん。」
いつか絶対にこの想いを伝えるから。
鈍感な実紅ちゃんに"好きだよ"って告白するから。
だから早く俺のこと好きになってね?
舜side end

