可愛い可愛いお姫様!男子校に行きます!②



実「........舜くん?」


舜「好きだよ。」


実「え......?」


舜「実紅ちゃんのこと抱き締めるの、俺好きなの。」


実「あっ.......。」


さっきよりもキツく抱き締めた。


だってさ、今言ったことだって本当の事だし。


俺のこの想い早く伝わって欲しいけど、もう少しだけ。


あと少しだけ片想いでもいいかなって。


舜「ねぇ、これからも抱き締めていい?」


実「へっ?」


こんな実紅ちゃんが困るような質問するとか、俺も多少はSなんだろう。


でも意地悪したくなるくらい好きなんだ。


舜「だめ?」


実「........だ、、」


舜「だ?」


実「........っ、だ、だめ......じゃない......よ。」



........ほらね?


実紅ちゃんは絶対に断れないんだ。


そんなところも可愛いよね。


舜「ありがとう。」


実「.......うん。」



いつか絶対にこの想いを伝えるから。



鈍感な実紅ちゃんに"好きだよ"って告白するから。



だから早く俺のこと好きになってね?



舜side end