可愛い可愛いお姫様!男子校に行きます!②



舜「ねぇ、実紅ちゃん。」


実「ん?」


舜「そのわたあめ一口ちょーだい?」


実「えっ........。」


あ、絶対にいま俺が敬語じゃなくなったから焦ってるな。


そんな顔も可愛いけど。


舜「だめ?」


実「う、ううん、だ、だめじゃないけど。」


舜「じゃあちょーだい?」


実「う、うん。」


そう彼女は言うと俺にわたあめを渡してきた。


......うん、絶対にそうなると思ってたよ。


でも違うよ、実紅ちゃん。


なかなか受け取らない俺に実紅ちゃんは首を傾げてる。


実「しゅ、舜くん?」


舜「違う。」


実「え?」


舜「食べさせて?」


実「........え、、うぇっ!!!?」


そんなに驚くこと?好きな子に食べさせてもらうのって憧れじゃない?