実「ごめん、あたしちょっとトイレ行ってくるね。」
舜「人が多いですから気を付けてくださいね。」
実「うん、ありがとう。」
そう言って実紅は小走りで屋上を後にした。
舜「さて、洗いざらい吐いてもらいましょうか?」
これはやべぇな、舜の目が笑ってねぇ。
めんどくせぇけど、話さなかったらこいつ絶対にブチギレるもんな。
はぁ、仕方ねぇな。
理「わかったよ。」
俺は覚悟を決めて舜たちに全部話した。
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理「......というわけだ。」
俺はこいつらの反応を見てみる。
思った通りだな、全員怒ってんな。
奏なんか半分涙目だぞ。なんでだよ。
舜「実紅ちゃんにくっついてたなんて、最悪ですね。」
理「俺じゃなくて実紅からだ。」
空「腕にしがみつかれてたらさ、絶対にみーちゃんの胸当たってるじゃん!!!」
冬「.....最低。」
なんか冬真久しぶりだな。まぁ、こいつ普段から無口だもんな。いや、俺もか。

