碧「理斗もおつかれ、ありがとな來のこと守ってくれて。」
理「いえ、俺は特に何も。」
碧「え、どーゆうことだ?」
理「いや來が俺の腕にしがみついていたんですけど、とにかくずっとリアクションしてて。泣き叫んだと思ったら動けないとか言って。最後なんて俺の手を引きながら猛スピードで走ってました。」
碧「.......あぁ、めっちゃ想像つくわ。」
2人はちょっと苦笑いしながらあたしの方を見た。
な、なによ!だって仕方ないもん!!お化け屋敷嫌いなんだから!!!
ちゃんとゴールしたんだからいいじゃん!!!
実「そうだ、碧にぃ!!!」
碧「ん?」
実「約束通り鞄買ってね!!!」
碧「もちろんだ、ちゃんとゴールしたからな。」
実「やったあああ!!碧にぃ大好き!!!」
あたしは嬉しさのあまり、またまた碧にぃに抱き着いた。
いやもう本当にお化け屋敷頑張って良かったよ。
理「良かったな。」
実「うん!理斗も本当にありがとう!!」
理「あぁ。」
だって理斗がいなかったら絶対にゴールなんて出来なかったもん。
でももう二度とお化け屋敷には行かないんだから!!

