可愛い可愛いお姫様!男子校に行きます!②



碧「理斗もおつかれ、ありがとな來のこと守ってくれて。」


理「いえ、俺は特に何も。」


碧「え、どーゆうことだ?」


理「いや來が俺の腕にしがみついていたんですけど、とにかくずっとリアクションしてて。泣き叫んだと思ったら動けないとか言って。最後なんて俺の手を引きながら猛スピードで走ってました。」


碧「.......あぁ、めっちゃ想像つくわ。」


2人はちょっと苦笑いしながらあたしの方を見た。


な、なによ!だって仕方ないもん!!お化け屋敷嫌いなんだから!!!


ちゃんとゴールしたんだからいいじゃん!!!


実「そうだ、碧にぃ!!!」


碧「ん?」


実「約束通り鞄買ってね!!!」


碧「もちろんだ、ちゃんとゴールしたからな。」


実「やったあああ!!碧にぃ大好き!!!」


あたしは嬉しさのあまり、またまた碧にぃに抱き着いた。


いやもう本当にお化け屋敷頑張って良かったよ。


理「良かったな。」


実「うん!理斗も本当にありがとう!!」


理「あぁ。」


だって理斗がいなかったら絶対にゴールなんて出来なかったもん。


でももう二度とお化け屋敷には行かないんだから!!