ーinお化け屋敷ー
ゆっくり、本当にゆっくりとお化け屋敷の中に足を踏み入れた。
ま、真っ暗.......。
お化け屋敷だから当たり前なんだけど、それでもあたしには怖くて。
理「大丈夫か?」
実「.......う、うん。」
理「しっかり俺の腕に捕まってろよ。」
も、もちろんです。こんなに怖いところだもん、離すわけないじゃん。
そして理斗と一緒にお化け屋敷の中を歩いていく。
なにもう、本当に不気味すぎるんだけど。碧にぃよくこんなの考えたな。
まじで暗すぎてうっすらとしか周りが見えない。
するとーー.......
ーピチャー
実「きゃああああああああああああ!!!!」
な、なに!!!!!?
い、いまあたしの顔に何か当たった。き、気持ち悪い。
怖すぎてその場に座り込むあたし。
理「お、おい!大丈夫か?」
実「うぅぅ.......むりぃぃ、怖いよおお。」
あたしは今のが怖すぎて、涙が止まらなかった。

