理「なぁ、來。」
実「え?」
理「何も1人でとかじゃねえよ?俺も一緒に行くんだから。」
.......あっ、そっか。理斗も一緒にいるんだった。
だったら大丈夫.......かな.....?
いやいやでもやっぱり怖いいい。
理「安心しろ。」
実「ふぇ?」
理「俺の腕しっかり掴んでろ。何かあれば俺が絶対にお前のこと守るし、無事にゴールまで連れて行ってやるからよ。」
.......り、理斗.......。
こんな真面目で、そして優しい表情初めて見たんだけど。
す、少しだけドキってしたじゃんか。
ここまで言ってるのに断るのは流石に悪い気がしてきた。
もうやるしかないよね。死ぬほど怖いけど。

