や、やっぱり。
いくら大好きな碧にぃのお願いでも、こればっかりは聞けないよ。
だって、怖いもん。学校のお化け屋敷でも絶対に怖いじゃん。そもそもあたし暗いところ無理だし。
実「.......や、やだ。」
理「は?」
実「ぜ、絶対に入らないから!!!碧にぃ酷いよ!!!僕がお化け屋敷嫌いなの知ってるくせに!!!」
あたしは碧にぃに詰め寄る。なのにそんな碧にぃは少しだけにやにやしている。
どうして妹が怖がってるのにそんな顔してんのよ!!!
碧「そりゃもちろん來がお化け屋敷嫌いなのは知ってるよ?」
実「な、ならどうして!!!」
碧「うーん、単純に俺が考えたお化け屋敷を見てもらいたいから。」
実「ええっ!!?碧にぃが考えたの!!?」
碧「おう!」
そ、それは凄すぎる。
昔から頭良いのは知ってたけど、まさかお化け屋敷を考えちゃうまでとは。

