可愛い可愛いお姫様!男子校に行きます!②




や、やっぱり。


いくら大好きな碧にぃのお願いでも、こればっかりは聞けないよ。


だって、怖いもん。学校のお化け屋敷でも絶対に怖いじゃん。そもそもあたし暗いところ無理だし。



実「.......や、やだ。」


理「は?」


実「ぜ、絶対に入らないから!!!碧にぃ酷いよ!!!僕がお化け屋敷嫌いなの知ってるくせに!!!」


あたしは碧にぃに詰め寄る。なのにそんな碧にぃは少しだけにやにやしている。


どうして妹が怖がってるのにそんな顔してんのよ!!!


碧「そりゃもちろん來がお化け屋敷嫌いなのは知ってるよ?」


実「な、ならどうして!!!」


碧「うーん、単純に俺が考えたお化け屋敷を見てもらいたいから。」


実「ええっ!!?碧にぃが考えたの!!?」


碧「おう!」


そ、それは凄すぎる。


昔から頭良いのは知ってたけど、まさかお化け屋敷を考えちゃうまでとは。