実「よし、理斗どんどん食べていくよおおお!!」


理「おい、待てって!」


それからあたしは理斗を連れ回して、食べたいものをどんどん食べに行って。


途中で縁日もあったから、射的とかヨーヨー釣りとかを楽しんだ。


射的は理斗の方が上手だったのが悔しかったけど。


実「はぁぁぁ〜〜、もう最高に楽しい!!」


理「俺はちょっと疲れたけど。」


実「えええ?なんで!!?こんなに楽しいのに!!!」


理「いや、楽しいけど。でもちょっと歩き回りすぎたつーか。」


.......理斗って意外と体力ないの?


あたしなんてまだぴんぴんしてるのに!


?「おーい!!」


ん?なんか声が聞こえたような.......?


?「おーーーい!來!!!」


お?あたしの名前呼んでるね?


前の方から声が聞こえてきたんだけど。


ん?あれってもしかして.......。


実「碧にぃ!!!!!」


あたしの名前を呼んでいた人は、大好きなお兄ちゃんでした。