理「せっかくだしさ、ちょっとだけ見て回ろうぜ。」


実「え!?そんなことしていいの?みんなお腹すかせて待ってるんじゃ。」


理「大丈夫だろ。俺たちのクラスすげぇ人気だから、あいつら必死になって働いてる。」


だ、だったら余計にお腹すかせてるんじゃ?


実「で、でも。」


理「それによ、せっかくの文化祭だろ?少しくらい楽しまなきゃ損だろ。」


確かにそれも一理あるよね。学校生活の中でも文化祭って本当に青春って感じがするし。今を楽しまなきゃもったない気がする。


奏達には悪いけど少しくらい遊んでも怒られないよね.......?


そのかわりいっぱいご飯を買っていこう。


実「よし、理斗!行こう!!!」


理「あ、おい、ちょっ!」


あたしは理斗の手をとって走り出した。


ふふっ、楽しんじゃうぞおおお!!!