奏「あ、來にぃ。料理出来たみたいだよ!」
実「うん!じゃあ持って行くね!」
うわぁぁ、このミルフィーユ美味しそう。
て、いけないいけない!これは明音さんのなんだから!
あたしが食べたそうにしてどうすんのよ。
実「お待たせいたしました、こちらココアとミルフィーユです。」
明「ありがとう、來くん。」
実「こちらコーヒーになります。」
日「おう、ありがとう。」
実「ごゆっくりお過ごしください。」
あたしは2人から少し離れて観察してみた。
明音さんはすごい勢いで写真を撮っている。
そして日向は明音さんの事を気にしないで、優雅にコーヒーを飲んでいる。
姉弟なのにこんなにも正反対なの面白い。
それからあたしは一生懸命接客を頑張った。