実「ふふっ、いらっしゃいませ♪ご主人様、お嬢様。」


明「きゃー!かわいい、可愛すぎるわ!!」


日「ご、ご主人様って.......。」


ひえぇぇ、日向呆れないでよ。これもお仕事なんだから!


実「ご注文はどうなさいますか?」


明「うーん、そうねぇ?ココアとミルフィーユにしようかしら。」


実「日向は決まった?」


日「俺はコーヒーにする。」


実「かしこまりました、では少々お待ちくださいね。」


2人にお辞儀をして、調理担当の子達にメニューを伝えに行った。


うん!やっぱり楽しい!!


最初は結構不安だったけど、今はもう大丈夫だ。



奏「來にぃ。」


実「あ、奏どうしたの?」


奏「えっと.......本当にもう大丈夫なのかなって。」


あ、心配してわざわざ来てくれたのか。


さすがあたしの弟だね。


実「心配してくれてありがとう、奏。今はもう落ち着いたから怖くないよ。」


奏「ほんと?僕、あの時助けてあげられなくてごめんね。」


実「.......奏。」


本当に奏は優しい子だね、今だって泣きそうな顔してる。