―――――― 「元気でなミハル、ナツコ。 何かあったらすぐに電話するんだよ。 俺か中原がすぐ飛んでいくから。」 お世話になった園長先生、 中原先生とギュッとハグをして、 門の前に来たら最後に、ずっと生活を続けてきた“まごころの家”に向かって一礼をした。 「先生達・・まだこっち見てる・・?」 「うん!ずっと手振ってるよ! 分かるの?」 「うん。すごく視線を感じるから。」 その視線に向かって大きく手を振った後、 なっちゃんに寄り添ってもらいながら、 “まごころの家”を旅立った。