「じゃあ小西。」 ふいに長野さんの視線が、 真田さんから俺に移る。 「はい。」 「まずはお前からじゃ。」 「・・・は!?」 「12月2日の20時~21時の間、 お前はどこで何してた?」 「ちょ・・勘弁して下さいよ長さん。 その時間は真田さんと二人で、 コンビニのおでん食べてました。」 「ウヒャヒャヒャ、冗談冗談。 あ、それはそうと、 よーやく検死が全部済んだぞ。 何べん経験しても、毎回焼死体は大変・・ ・・・・・・真田?」 「真田さん?」 「・・・・・・・・・・・・・。」