「あ!先輩!じゃあさ先輩が会いに来てくれればいいじゃん!家教えるよ???」

「……」

「せ、先輩?」

「いいの?」

「はい!いいよ!先輩が我慢する必要なんてないんだから!ね?」

「うん!!やったぜい!」

もう俺はルンルンだった。

毎日でも会いに行ってやった。

草壁さんの家はお金持ちで侵入できなかったためインターホンを押す羽目になった。

毎日続いた。