『あ、あのねお母さんが今日帰ってくるの遅くて1人で、それが寂しい。』

『え!そんなこと!』

今では空気が読めない子で大変申し訳なかったと思っております。

君は余計泣くだけだった。

『もぉ!泣かないでよ。私が泣かしてるみたいじゃん。また先生に怒られちゃうよ。』

『あ、ごめん、なさ、い、っ、』

『もぉー!』

私は怒った素振りを見せた。

『…でもいつもカッコイイよ』

『だれが?』

そう聞き返しても頬を赤くし答えてくれなかった。