「雪ちゃん…このブーケ絶対ゲットして!雪ちゃんには幸せになって欲しいの。私本当は今日来てくれないって思ってた。」 「……」 「来てくれてありがと。」 そう言うと萌先輩は立ち上がり私を抱きしめた。 それから小さな声で泣いた。 ありがとうと何度も繰り返しながら。