今日からだ。ある程度の覚悟はしていた。

「晴!早く家出るわよー!」

「はーい!!」

「よし!行きますか!」

「あ!ちょっと忘れ物!」

そう言って部屋に戻った。机の上のイルカのキーホルダーを手に持ち急いでおりた。

「何とってきたの?」

「大事な人とのお守り!」

きっとそれがあれば君が俺のこと忘れても俺は君のこと忘れないでいれる。

君がそばにいてくれるそんな気がしてた。