雪は箱を開けネックレスを見て涙を流した。 綺麗だった。あの夕焼けを見ていた日を思い出す。 いつだって雪の涙は汚れのない澄み切った涙だった。 「つけようか?似合うよ。」 「うん、ありがと。うっ、」 「どお?」 「うん!ものすっごく素敵!」