「そうかな…。なんか出会った時のこと思い出して…。ハグ嫌だった?」

「ううん、嬉しいけど…。
ところで、今日どこいくの?」

「んー。ある神社に行きたくて。俺の身内が体悪くしたからお祈りしてお守り買いたいんだ。いいかな?」

「いいよ!行こ!」

俺は雪の手を握り歩き出した。