「てめぇ何やってんだよ。」

「え、、」

「雪行くぞ、」

その時に状況を理解した。

成宮くんに告白されキスされそうになった時、晴が助けに来てくれたことが分かった。

「ねぇ待って!どこまで行くの?」

浴衣で歩きにくい私を構わず引っ張り連れ回す。

かと思ったらある公園の中で止まった。

「あ、晴?ありがとう。」

きっとこの時言うことはありがとうじゃなかったんだ。