晴は顔を覗き込んでくる。

「嬉しいの。」

「やった!」

恥ずかしさのあまり黙りこくってしまう。

「晴、大事な人だよ。本当は気づいてたの自分の気持ちに。毎日会いたいって思うし、会ったらどんな顔するのかなってきっと笑って私を抱きしめてくれるのかなとか思って。好き。大好きなの晴のこと。いっぱい待ってくれてありがとう。私じゃだめかな?」

晴は下を向き黙ったままだった。