私は『1-21-16-25-20-42-10』です。

「はい!」

「ありがと…」

晴は涙をふく手を止めた。それからハンカチの刺繍を目にとめた。

「桃の花だ。」

「大正解!」

「可愛いね…。」

「それ、、、あげる。」

「え?」

「私の過去のちょっとした初恋の話聞いてくれる?」

「うん。」

「昔、私が7歳か8歳の頃お父さんにこのハンカチを貰ったの。」

「うん。」

「その時お父さんは一言添えたの。大事な人ができたらあげるんだよって。私はその午後夕方頃かな?お兄ちゃんと喧嘩して家出をしたの。行くあてもないからこの桜並木まで来てね。」

「うん。」

「そこにね1人のね男の子がいたの。泣いててさ。「何泣いてんの?」って声をかけたの。