🌷.* 私と あの人の出会い 🌷.*









一ノ瀬 水音 ( 18 )



私は 現役高校生ではあるが


2年前から 重い病を患い ずっと闘病生活を送ってきた。


あの日、体調が優れず


その他にも 色々な症状が出てきて


ママに 「 病院に行ってみよう」 と言われ


流石に私も 体調が悪くしんどすぎたので



次の日 すぐに病院へ向かった。


どうやら風邪ではないらしく


検査など 色々してみて


医者から言われた言葉は ……


「 余命3年です 」



え、、、、?

そんなはずないじゃん……


だって私まだ 18だよ?


これからやりたいことだって沢山あるし


これから恋愛だって 部活だって ……


就職希望も ……。




「 先生、、、、、」







「 とりあえず無理をしない様、もう少し検査をする為にも 入院しましょう。 」



「 これからもっと、病態は悪化していくかもしれません。


ここで無理をすれば 今の状態がもっと悪い物になり 動けなくなったりする場合も…。



ありえないとは言いきれません。


なので、明日 入院手続きをお願いします。 」









私 「 わかりました。先生、お願いします。 」







そこから私の人生は狂い始めたと言っても


過言では……






なかった。











薬の投与



その副作用で



髪の毛が抜けたり



食欲不振になったり





精神的にも駄目になり




どうしたらいいか分からない。




そもそも 私はこれから生きていけるのか??





こんな状態で 生きてて幸せなのかな???





そう ずっと思ってきた。


















そんなこんなで もう約1年 ………………。







急に 病態が今まで以上に悪くなり


先生から こう言われた。




「 手術を行いましょう。」








その言葉


ドラマとかで聞いたことある……


けど


場合によったら

命を落とす場合もあるって聞いたことがある。




でも少しは楽になれるんだよね??



これまでのように 寝たっきりじゃなくて



外に出て遊びに行ったり


できるんだよね??




薬もほとんど使い果たして


手の打ちようがないみたいで



だから手術になったんだろうな ……。



後回しにされてた?笑




いや、そんなことはない。きっと。







んでも助かるなら



これまで以上に楽しく過ごせることがもう一度


できるならば ……








「 先生、わかりました。私、頑張ります。


そしてまた、みんなと一緒に過ごして、恋愛だってしたいです。 」







先生:「 わかりました。任せてください。」




こうして




私の癌の摘出手術が 行われることになったのです….…。