嫌い×嫌いのラブゲーム




そう言って部屋から出ていく弥生を見送った。



とれなれば…することないし、物色だよね…。



ベッドの下には…と思ってベッドを見てみたか、隙間は少なくて到底ものを隠せる感じはしない。



うーん…。




あ!



モノトーンの落ち着いた雰囲気の部屋を見渡せば、本棚が目に入った。



「卒アル…。」



みて…いいのかな。