嫌い×嫌いのラブゲーム



へ!?なに…。



「ちょ、離し…」



「ん。行ったぞ。」



振り返れば、さっきのしつこ男はいなかった。



追い払ってくれたの?



「ありがとう…。」



「別に。行こーぜ。」



そう言って当たり前のようやに私の手を握って、私を引いて行く。



「弥生の家ってここから近いの?」



「まぁ割と。」