「付き合ってんだろ。」


りました。



「じゃぁ、帰る?」



「あぁ。」



そう言うと、今朝と同じように私の手を引いて歩く弥生。



✱ ✱ ✱ ✱ ✱ ✱ ✱


「送ってくれてありがとね、わざわざ。」



「当たり前。彼氏だからな。」



「ハハッ、そうだね!じゃぁまたね。」



そう笑って手を振ると、パッと手を掴まれた。