嫌い×嫌いのラブゲーム




ん?と思い、市橋 弥生のことを見ているとクルッと翠と臣くんの方へ向いた。



「決まった。恋人ごっこ…。やってやろうじゃん。」



「ふふっ。そ!良かった良かった〜!」


翠は安心したように、私と市橋 弥生の肩をポンポンと叩いた。



「でもさ、具体的に付き合うって何したら言いわけ?」



私1度たりとも男と付き合ったことなんかないし。