嫌い×嫌いのラブゲーム




なに?



なに!?



恋愛ゲーム?



俗に言う乙女ゲームってやつ?



「オホンッ。瑞生は理解してないっぽいので、市橋くんに説明してもらいましょうか?」



翠がそう言うと、更に嫌な顔を見せてとんでもないことを言い出した。



「俺とコイツで恋愛ゴッコしろっつーことだろ。」



「「ピンポーン♪」」



臣くんと翠は手を合わせて微笑んだ。