「そう言うと思ってたのよ〜!」 何故か私には嫌な予感しかしない。 「だから2人にはゲームしてもらおうと思います。」 「「ゲーム?」」 なに、ゲームって。 TVゲームみたいな? 私ゲーム苦手なんだけど…。 「まぁ簡単に言えばどちらかが好きになれば負けってゲームなんだけど…。」 市橋 弥生はその言葉でなにかを理解したのか、嫌な顔をした。