やっぱり臣くんじゃん。



パッと振り返れば臣くんの横に並んだ、市橋 弥生もいた。



「話ってなんだよ。寝みーのに。」



「その前に、確認なんだけどさ。」



と、翠が話した。



「2人は嫌いあってるのよね?」



私と市橋 弥生はお互い顔を見合わせた。



「「まぁ…」」


そうハモると、またしても市橋 弥生が突っかかってきた。



「ハモんなよ。」


「うるさい。」