「お礼は私も当然言おうと思ったし。」 「思っただけじゃだ…」 もう!!! 「アンタが聞きたいって言うから話してやってんだけど?黙って聞きなさいよ!」 私がそう言うと、グッと口を瞑った。 「でも向こうが先にお礼にケー番教えてよ。って言うから断った。でもしつこいから逃げた。それだけ。」 「ふーん。」