嫌い×嫌いのラブゲーム



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「待たせたかな?」



「いや、私も来たところだから。」



渡り廊下で待っていると、少ししてから釘田くんが来た。



「このメール…釘田くんだよね?」



私がメールを見せると、フフッと笑った。



「やっと気づいてくれたんだね、瑞生ちゃん。」



「こういうメールほんとに困るの。もう辞めて。」