嫌い×嫌いのラブゲーム




「顔は覚えてるので…、見れば分かると思います。」



「まじ、?」



「はい。」



篠原さんのその言葉を聞くと、弥生は立ちあがって篠原さんの肩に手を置いた。



「昼休み…その男探し手伝って貰えないかな?」



「ももももも、もちろんです!!」



それを見て、私は気がついた。



彼女、弥生のこと好きなんだな。