「あ…ぶねぇ。もう無理。」


私が苦しくてギュッと弥生のシャツを掴むと、弥生はようやく唇を離してくれた。



「涙、止まったな。戻れる?帰るか?」



「…戻る。」


「そか。」


弥生はニッと笑ってそういった。



「あー、ここが学校じゃ無かったら確実ヤッてたのにな。」


「な、ななな、な!!!」


ヤるって…つまり…アレだよね。