嫌い×嫌いのラブゲーム



【市橋 弥生side】


「弥生。」



授業を聞きながらノートに書き写していると、後ろからトントンと腰を叩かれた。



「なんだよ。」



俺は振り返って、後ろの主…

達也を見た。



「相川さんが倒れたって。」



は!?



俺は考えるより先に、体が動いていた。



ーーガタンッ



「市橋くん!?」



廊下に飛び出した俺を先生が呼びかけるが、気にもとめず廊下を走った。