電話を出ないようにすれば5,6分事に電話がくる。



そのせいで私は寝不足なわけで、弥生には心配された。



「疲れてんなら、休めよ。」



「大丈夫!」



そう言ったけど、ふらっと倒れそうになった。



「っぶね。」



「ご、ごめん。つまずいちゃった…ハハッ。」



「気をつけろよ。」



そう言って私の頭を優しく撫でる。