「照れてるかーわいっ。」



ニッと笑う弥生。



誰のせいだと思ってんだああああ!!!



「い、行くよ…。」



私は照れた顔を隠すように、弥生を引っ張って学校へ来た。


「はぁ…。」



「なにため息ついてんの。」



「瑞生が歩くの早かったから、すぐ学校ついた。最悪。」



早く学校に着いたんだからいいじゃん!