嫌い×嫌いのラブゲーム




立場は逆だけど。



「いいから行くよ。」



私はしんどそうな弥生の手を引いて、うちまで連れて来た。



「お邪魔します。」


礼儀正しく、家の中へ入る弥生。


「今誰も居ないし、そんなかしこまらなくてもいいから。」



私はとりあえず弥生をリビングに待たせて、お父さんの服を漁ってきた。



「ん。これ持ってお風呂言って。」



「いや…いい…」