「2年4組の釘田 葵(くぎた あおい)です。覚えててください。」



「あー、はいはい。釘田くんね。」



じゃね〜と言って、私はその場を離れた。



…デジャヴ…。



「好きです!市橋くん…付き合って…ください。」



「ごめんね…。俺…まだ…アイツのことが…」



「私が忘れさせてあげます!私を選んでください!」