嫌い×嫌いのラブゲーム



「んっんんっや!」



「いって…。」



思い切りベロを噛まれて、口の中に鉄の味が広がる。



「な…んでこんなことばっかり…」



謝んねーよ。



俺は…。



「じゃぁな。」



ヘタリこんだ瑞生を置いて、俺は屋上を後にした。