嫌い×嫌いのラブゲーム




気がついたら俺はまた…。



「なに、やよ…んっ!?」


グッと腕を引いて、瑞生の唇に俺の唇を当てた。



「や、めてよ…」


瞳を潤ませて、訴えかける瑞生。



それは俺のセリフだ瑞生。



勘違いしそうになんだよ…。



その顔は辞めてくれ。



俺は何度もキスを繰り返した。



「くるしっ…」



すぅっと息を取り込もうと開けた口に、俺はベロを滑り込ませた。