The day will be white

「何でわかったの?」
「女の勘!」
すごいな。

「まあ、弥生ちゃんには彼氏がおると言うことで、今日は許してあげる。」
ハッハッハーと言いながら、遥が仁王立ちポーズになった。

「さあ、じゃあ次行こう。」
「どこ行くん?」
「CDショップ」

そんな感じで僕たちが歩きだしたときには、もう弥生たちはいなかった。

信号が青に変わって、車が一斉に動き出す。
「‥‥さようなら。」

ー 偶然、街で再会した僕達。でも、その時にはもう春が来ていた。 
相変わらず後悔はしているけれど、もう前を向けるだろう。

これからは、新しい真っ白な紙をひいて
その上に立って
今までの紙を覆い被せよう。

でも、今までのことを忘れたわけじゃない。 
ーさあ、次は何色になるだろうか。




Fin