森の奥の館はいつもだれかの叫び声がする。

「まあ理樹もとにかく食べなよ」



そう差し出された肉を、お腹がすいていた自分は直感的に食べたいと思わなかった。




「どうして、、自分たちはここに集められたんでしょうか、、」


5人の空間は水を打ったように静かになる。




「そんなの知ってたらこんな流暢に食事なんかしてないわよ。」
ショート癖っ毛ナナがいう。


「携帯もないし、なんなんだよ」

「記憶の最後の日はここにいなかったわ」

「ここはどこなんだろう」




そんな会話に、わたしだけがついていけていなかった。