「、ん、、、、」

草の、におい、、、


体を起こすと、周りは夕方の薄暗い森だった。




「あれ、、わたしさっき、、、」


さっきまで、わたし、ゆう、賢人、カンナ、ナナはたしか屋敷の中にいたはず。


そこで、1人ずつ倒れて、、、


、、私も倒れたんだ。




「みんなは、、!」



辺りを見回しても、人家はなく、鬱蒼とした木々しかない。

わたし、ひとり、、、



夢でも見ていたのだろうか?


いや、でもお腹はもう減ってないし、喉もかわいていない。。


自分のブレザーを見てゾッとした。


夢の中で、屋敷の棚を触った時にホコリがついて汚れたはずのブレザーには、しっかりホコリ汚れがついていた。



、、夢じゃない、



あのカードの行っていた殺人ゲームがスタートしたのだろうか、、?