「俺、マミコが好き。」 「…へ?う、うん…」 「だから…えっと…あのさ…」 喋る度に、タツヤの顔がどんどん赤くなって行く。 「た、タツヤ?」 あたしは、タツヤの顔を覗きこもうとした。 「マミコ!!」 「はっ、はい!!」 イキナリ大きな声で、名前を呼ばれてビクッてなった。 タツヤは尚、真剣な顔をしている。 「俺の…嫁さんに、なってよ…」