「きゃぁぁぁあぁ!!!」
女バスで準備が終わって アップを始めた時から、既に体育館の2階のギャラリーの部分には たくさんの女子がいた。
それを見て私、なんか不思議だなぁとは思ってたけど、どうやら男バスを見て興奮してるみたい。
この学園は、3年生の男女に2人ほどずつ とっっってもイケメンな人がとっっっても美人か、可愛い人がいるらしくて…。
みんな美形なんだけど群を抜いてるらしい。でその人達には密かにファンクラブがあるのだとか。
で男子バスケ部を見に来てるらしいその女子達はどうやら、噂の3年生のイケメンのファンらしく…。
「千夏先輩、あれなんですか?凄い人気ですね…」
隣にいた千夏先輩に聞いてみると 千夏先輩は呆れたように言った
「あー、多分 あの子達全員小泉と氷川狙いだよ。」
聞き慣れない名前に戸惑ってたら、それに気付いたらしい千夏先輩は教えてくれた
「3年の、この学園のアイドルのことは知ってるでしょ?それが小泉仁(コイズミ ジン)と氷川悠汰(ヒカワ ユウタ)って言うんだよ!あいつらねほんと文武両道で高身長オマケに顔はいいってので人気なのよ〜」
千夏先輩から聞いた名前も、特に気に留めず ひとつの豆知識みたいな感じで聞いてたけど…大丈夫かな?
「なんか…凄まじいですね」
横目でギャラリーの女子達を見ながらそうぼやくと、千夏先輩は笑いだした
「えええ、1年生にも学園のアイドル目的で来る人は多いでしょー?でも奈緒ちゃんも追っかけするなら気をつけた方がいいよ」
追っかけ……私追うつもりは無いんだけど…
なんて言葉は言えるはずもなく 千夏先輩は話を続ける
「ギャラリーの中に、3年生の女子アイドルがいるのよ。小泉と氷川と同ポジみたいな。その子ら結構厄介だから目付けられたらめんどくさいよ〜」
まぁあたしは興味無いけどね。なんて言いながら指の上でボールを回す千夏先輩。
「そうなんですか…私イケメンに興味があってバスケ部来たわけじゃないから…全然気にしてませんでした!!」
清々しくそう言ってやると 千夏先輩はまた笑い出した。
いや、そんなに面白いこと言ったかな……?
女バスで準備が終わって アップを始めた時から、既に体育館の2階のギャラリーの部分には たくさんの女子がいた。
それを見て私、なんか不思議だなぁとは思ってたけど、どうやら男バスを見て興奮してるみたい。
この学園は、3年生の男女に2人ほどずつ とっっってもイケメンな人がとっっっても美人か、可愛い人がいるらしくて…。
みんな美形なんだけど群を抜いてるらしい。でその人達には密かにファンクラブがあるのだとか。
で男子バスケ部を見に来てるらしいその女子達はどうやら、噂の3年生のイケメンのファンらしく…。
「千夏先輩、あれなんですか?凄い人気ですね…」
隣にいた千夏先輩に聞いてみると 千夏先輩は呆れたように言った
「あー、多分 あの子達全員小泉と氷川狙いだよ。」
聞き慣れない名前に戸惑ってたら、それに気付いたらしい千夏先輩は教えてくれた
「3年の、この学園のアイドルのことは知ってるでしょ?それが小泉仁(コイズミ ジン)と氷川悠汰(ヒカワ ユウタ)って言うんだよ!あいつらねほんと文武両道で高身長オマケに顔はいいってので人気なのよ〜」
千夏先輩から聞いた名前も、特に気に留めず ひとつの豆知識みたいな感じで聞いてたけど…大丈夫かな?
「なんか…凄まじいですね」
横目でギャラリーの女子達を見ながらそうぼやくと、千夏先輩は笑いだした
「えええ、1年生にも学園のアイドル目的で来る人は多いでしょー?でも奈緒ちゃんも追っかけするなら気をつけた方がいいよ」
追っかけ……私追うつもりは無いんだけど…
なんて言葉は言えるはずもなく 千夏先輩は話を続ける
「ギャラリーの中に、3年生の女子アイドルがいるのよ。小泉と氷川と同ポジみたいな。その子ら結構厄介だから目付けられたらめんどくさいよ〜」
まぁあたしは興味無いけどね。なんて言いながら指の上でボールを回す千夏先輩。
「そうなんですか…私イケメンに興味があってバスケ部来たわけじゃないから…全然気にしてませんでした!!」
清々しくそう言ってやると 千夏先輩はまた笑い出した。
いや、そんなに面白いこと言ったかな……?

